鶴田式算数塾の本質
基本、幼稚園児に教えるのも、6年生に教えるのも、中学生に教えるのも同じです。ここに鶴田式の魔法の種があるのです。
魔法の種
一言でいうと、「理解できないのは見えないから」なのです。ですから「見えてないものを見せる」ことができれば、一瞬で理解し解決します。簡単にいうとそれだけなのです。そして、私は、今まで様々な教材では見せることが出来なかったものを具体的に見せます。手品と同じです。見えない状態は、不思議に見えるものが、見えてしまうと「なーんだ」と感じるものです。算数はその典型なのです。算数は数学になり、高校で抽象化されていきます。ですからこのやり方が通用するのは、中学までです。しかし、中学までの数学をちゃんと理解していれば、抽象化はさほど難しくありません。具体的例を理解し、性格や性質を理解していれば、それは正しく抽象化したことと同義です。ですから、中学までの算数・数学を見える形で学習することは、高校の数学への基礎作りとしては、最も有効な学習なのです。ある意味、具体的事象から抽象化する方法を学んでいるともいえます。そして、現在この手法を採用している大手は一か所もありません。私が知る限りでは、個塾も含めて一件もありません。
理解を優先する鶴田式は、習う順番も全部ひっくり返してしまいます。
理解を優先する為に、学習する順番をひっくり返している具体的例
このプリントは、足し算・ひき算が終わったらすぐに勉強します。当たりまえの様に直ぐにできるようになります。しかし、本来学校では、かけ算が終わった後で教えます。早い子は、就学前に大きい数字に対する概念理解は終わらせます。この問題は段々難しくなり、最終的には、大きい桁の筆算(たし算・ひき算)へと繋がります。しかし、それも、わずか数か月で終了し(その間にかけ算の概念理解も始めます。)10桁を超えるたし算・ひき算が自由にできるようになります。
無理をするわけでも、宿題をするわけでもなく、ゆっくり理解しながら進んでいくと、この程度の事は、どんな子どもでもすぐに出来るようになるのです。
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アメブロより:http://ameblo.jp/myquest/entry-11506471045.html